【2022年最新版】Google Apps Script学習おすすめ書籍4選
実際に使ってみたGoogle Apps Script書籍の中から、GAS学習のおすすめ本をご紹介します。
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Google Apps Acriptを書籍で学ぶメリット
Google Apps Scriptは、メジャー言語ほどではありませんが様々な出版社・著者から入門～応用まで対応した書籍が出版されています。
ネットで検索すれば一通りの情報には迅速にアクセスできますが（本サイトもGAS関連）、書籍で学ぶには大きなメリットがあります。
メリット①：正確な情報にたどり着ける
その領域に精通している識者や現役エンジニアが執筆・監修を行っています。また出版社の校閲も入っているので、情報が古いことはあれど不正確なことはほとんどありません。
ネットで検索して出てくるコーディングに関する情報の発信元は個人ブログであることも多く、独自解釈や癖により記載されていることもありますが、その点、書籍であれば正しい使い方を解説してくれているため安心です。
メリット②：網羅されている情報で体系的に学べる
網羅性も書籍でGASを学ぶ大きなメリットの一つです。
メジャーではないため、GASについて解説しているネット記事は他言語と比較してしまうと多くはありません。
書籍であれば体系立てて記載がされているので、例えば、あるメソッドの活用法を調べるときに、近しい手法ややその他の活用方法も一緒に学べるので、GASに関する自身のスキルアップに役立ちます。
メリット②：サンプルコード付き
ネットであれば使い方と一緒にコピペですぐにコードが実行できるから書籍で学ぶのは面倒なのでは、、と思っている方もいると思います。
実は、多くのGAS書籍では著者が丁寧にサンプルコードを配布してくれていることが多いです。丁寧に解説を読みながら、同じコードを実行してすぐに試せるので、むしろいち早く理解が進むのが書籍学習の良いところです。
プログラミング言語全般に言えますが、アップデートが入ってライブラリの解説が古くなったり、場合によっては宣言方法が変更されるくらいコーディングルールが変わることもあって書籍の情報では古くなる可能性があります。特にGASは2021年7月にエディターが変わる大きな変更が加わりました。
GAS書籍を選ぶ観点
観点①：出版年が古すぎないか
言語の原理原則は大きくは変わらないとはいえ、どの言語も一定期間で新しいメソッドが登場したり多少の仕様変更が加わります。そのため、明らかに現仕様とは異なっている可能性のある書籍は避けたほうが良いでしょう。GASの場合は他の書籍と比べて書籍が少ないこともあるので、個人主幹ですが（2022年現在）参考とするのであれば、IDEアップデート後の2021年7月以降に出版された書籍、を目安とするのが良いと思います。
観点②：インデックスが充実しているか
プログラミング系の書籍に共通しますが、かなり分厚いことが多いです。本記事でご紹介する書籍にも600ページに上るものもあります。情報を網羅しようとすればするとほどページ数が多くなってしまうので仕方がありませんが、最初から最後まですべてを読み込んで学習するのは難しいでしょう。
ある程度の基礎的な仕様や記述方法を身に付けた後は、自分が実行したいプログラムを組みながら辞書的に参照して知識を補完・蓄積する、というのが学習効率を高めるオーソドックスな書籍の使い方になると思います。
そのため、出会った疑問にすぐたどり着けるようにインデックスが充実している書籍を選ぶと学習が進みやすいです。
この記事では、新IDEにも対応しており分かりやすく学べる初心者にお勧めの書籍を厳選して4つ紹介します。
【2022年最新版】GASおすすめ書籍４選
おすすめ書籍①：ケーススタディでしっかり身につく！ Google Apps Script超入門
2022年3月26日発売の、GAS関連では最も新しい書籍です。
この書籍の特徴は、タイトルにもなっている通り「ケーススタディ」を通してGASの基礎が学べる構成になっていることです。
GASを始める人の多くは、スプレッドシートのデータを連携させたい、フォームの情報を整理した等、何か業務効率を目的とした動機がきっかけのことが多いと思います。そのような方にまさに役立つような「日報送信の自動化」「アンケート集計の自動化」「タスク管理のリマインド」といったケースを通じて、GASを学ぶことができる構成になっています。
最新版であることに加え、自分もこんな書籍で基礎を学びたかったと心から思い1番目に紹介しました。
おすすめ書籍②：詳解！ Google Apps Script完全入門 [第3版]
GASのコードを調べると必ずと言ってもよいほど上位に表示される「いつも隣にITのお仕事」で同じみ、高橋宣成さんの最新版書籍です。「完全入門」とタイトルにある通り、この書籍を一通り読んで、手を動かしながら学べば基礎は十分すぎるほど学べるでしょう。GAS関連の書籍の中では網羅性は随一といっても差し支えありません。
逆に全部学んでいると非効率なので、頭からお尻まですべて読み込むというよりは、他の書籍でペースをつかみつつ辞書的に活用するのがおすすめです。
自分に合った書籍を見つけて、効率よくGAS学習を進めてみてください！
てつお
広告代理店出身、事業会社でWebマーケティングや開発の仕事をしている26歳です。プロフィール詳細はこちら。
■Google広告認定資格｜Google アナリティクス個人認定資格（GAIQ）｜TOEIC920点