【GAS】スプレッドシートをPDFに変換する方法

2022年12月5日GASスプレッドシート

GASでファイルタイプを変換するには、getAs(contentType)メソッドを使って変換するのが一般的な方法です。この記事では、getAs(contentType) メソッドを使ってスプレッドシートをPDFに変換する方法を解説します。

getAs(contentType)とは

getAs(contentType)メソッドを用いることで、ファイル情報取得時にタイプを変換する事ができます。

取得ファイルの処理ができるgetAsメソッド以外のメソッドについては下記の記事をご覧ください。

【GAS】UrlFetchApp.fetchの使い方

GASでスクレイピングの方法を調べると、UrlFetchApp.fetchという記述を見かけます。 この記事では、Url ...

 https://tetsuooo.net/archives/604

スプレッドシートをPDFに変換する

Google Drive上にフォルダとスプレッドシートを用意

Google Driveの任意に場所に変換したスプレッドシートを用意します。ここでは、下記の店舗の月次データをPDFに変換してみたいと思います。

ファイル変換ステップ

GASでスプレッドシートをPDFにファイル変換には、下記のステップが必要です。

• 変換前のスプレッドシートを取得
• スプレッドシートをPDF変換
• エクスポート先のフォルダのIDの指定
• PDFの書き出し

※ちなみにブラウザ操作でも、スプレッドシート上の画面から「ファイル」→「ダウンロード」→「PDF」を選択することでPDFに変換することができます。

ファイルタイプ変換のサンプルコード

function myFunction() {

  const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  const ssid = ss.getId();

  // 現在スプレッドシートが格納されているフォルダをエクスポート先に指定するためにIDを取得
  const parentFolder = DriveApp.getFileById(ssid).getParents();
  const folderid = parentFolder.next().getId();


  // pdfに変換して取得
  const pdf = ss.getAs('application/pdf').setName("PDFに変換しました");
  // console.log(pdf.getContentType()); // application/pdf

  // PDFをエクスポート
  DriveApp.getFolderById(folderid).createFile(pdf); //GoogleドライブにPDFに変換したデータを保存
}

上記のサンプルコードの実行で、スプレッドシートと同じフォルダ内に、PDF変換したファイルが格納されました。